突然ですが皆さんは月にどれぐらい食費がかかっていますか?
総務省統計局が出している家計調査によると、2人以上世帯の外食費や酒類代を含む月平均の食費は73,977円というのが相場のようです。
2人以上世帯なので夫婦のみの世帯やお子さんのいる世帯も混じっていますが、皆さんの感覚と比べてどうでしょうか。
世間では老後2,000万円問題のせいで至る所で「資産運用が必要!」と言われていますが、資産運用のためには資金がなければどうにもなりませんよね。
では運用資金はどのように作るかというと、当たり前ですが以下の式の通り収入を上げるか支出を減らすかの二通りしかありません。
収入 – 支出 = 運用資金
収入を上げるためには会社で昇進する・転職する・副業で稼ぐなど様々な方法がありますが、どれも時間がかかります。
それに比べて支出は節約の方法を身に付けることでリアルタイムに減らすことが可能です。
中でも食費は収入が低い人ほど支出に占める割合が大きくなる傾向にあり、特に初期の資産形成には食費の節約が必須となります。
今回はそんな食費について、今の水準を落とさないで我慢せずできる節約術を紹介していきます。
自炊費用を安くする方法
食費には大きく分けて自炊費用と外食費用の2種類があります。
もちろん節約だけを考えるなら自炊だけで生活するのが理想的ですが、共働きやお子さんがいる場合は外食も避けては通れないと思います。
そこで今回は自炊と外食それぞれで使える節約術をご紹介します。
まずは自炊費用を安く抑える方法からです。
ふるさと納税を活用する
自炊で大きく費用がかさむのはやはり食材ですね。
特に米や肉、野菜といった食材は普段の食生活からは切っても切り離せません。
ふるさと納税を活用すればそれらの食費を大きく節約することが出来ます。
最近ではCMなどでも広く宣伝されているので、ふるさと納税を知らない人はあまりいないと思いますが、実際に自治体に納税したという方は多くはないでしょう。
ふるさと納税とはざっくりいえば各自治体に納税することで、実質自己負担2,000円で様々な返礼品を受け取ることが出来るというものです。
最近では総務省の規制が入り返礼品の還元率は寄付額の30%までとなっていますが、それでも節約効果は絶大です。
世帯構成にもよりますが、大体年収500万円の人なら寄附限度額は6万円。つまり還元率30%とすると2,000円の負担で18,000円相当の返礼品がもらえることになります。
我が家でもふるさと納税を活用して食費を節約しています。
詳しくは↓の記事で紹介しているので、是非参考にしてみてください!

業務スーパーで買い物する

皆さんは業務スーパーに行ったことはありますか?
業務スーパーと言えば飲食店向けに大量の食材をまとめ売りしているイメージですが、最近では一般客用にも手ごろな価格で野菜やお肉が売られています。
我が家でもよく行くのですが、ほとんどの商品が周辺のスーパーよりは安く冷凍食品も豊富なので非常に重宝しています。
特に冬の季節は白菜や大根など「こんなに大きいのにこの値段!?」と驚くほど安くなっていることもあるので、是非チェックしてみてください!
外食費用を安くする方法
忙しいときほど外食は頼りになりますよね。
外食は自炊するのに比べて値段が高いですが、それもお金を出して料理する時間を買っていると考えれば適度な外食はむしろ生活を豊かにすると思います。
そんな外食も様々な方法で同じものをより安い値段で食べることが出来ます。ここからは外食費用を安くする方法をご紹介します。
クーポンアプリを利用する
昔は店ごとにポイントカードや割引券がありましたが、今ではクーポンアプリを一つスマホにインストールしておけば様々な店舗で割引を受けることが出来ます。
代表的なクーポンアプリとしては「グノシー」が挙げられます。
グノシーでは様々な大手ファーストフード店や飲食店のクーポンが配信されています。
一回ごとの割引率は高くなくても、よく外食に行く人なら毎回クーポンを使うことで月々の食費も大きく変わってきますよね。
ニュースアプリとしても使えるので、これ一つインストールしておくだけで色々な場面で役に立つでしょう。
キャッシュレス還元を利用する
2019年の消費税増税に伴い、2020年6月までキャッシュレス決済をすれば最大5%の還元を受けることが出来るようになっています。
また同時に今はキャッシュレス戦国時代で、様々な会社が勢力拡大のために身を削った還元サービスを実施しています。
現在のところキャッシュレスアプリの覇権はpaypayが握っている状態です。それもそのはず、paypayでは日々の買い物がお得になるキャンペーンを毎月実施しています。2020年2には、各牛丼チェーン店やサンマルクカフェなどで最低40%還元のキャンペーンを実施していました。
またpaypayでは飲食店だけでなくスーパーやコンビニなどでも割引になるキャンペーンを随時実施しており、食費節約には欠かせないキャッシュレスアプリだと思います。
paypayのダウンロードはこちら(iOS)↓
andoroidの方はこちら↓
私たち消費者にとってはノーコストで普段の買い物が安くなるメリットを受けることが出来るので、これを利用しない手はないです。是非このキャッシュレスの波を利用して、外食費用を節約していきましょう!
まとめ
今回は食費に狙いを絞った節約術を紹介しました。
今回紹介した方法は普段食べているものの質を落とさずに、食費を安くする方法ばかりです。
冒頭にもあったとおり節約はいかに我慢しないで普段の生活に取り入れられるかがカギになると思います。
いつもの買い物でちょっと意識を向けるだけでも、年間での節約額はかなりのものになります。
そして節約で貯まった貯金は徐々に資産運用に回して、お金でお金を稼ぐ仕組みを作り出していきましょう!