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会社の持ち株会には入るべき?メリットとデメリットを解説

上場企業の一部には「持株会制度」という従業員が自社の株を割安な価格で買える制度が存在します。

ある意味新入社員が一番最初に投資に触れる機会になるかもしれませんね。

いきなり持株会に入るかどうか迫られて困惑してしまった人も多いかもしれません。またあまり投資に興味がない人にとってはどうするべきか分からないですよね。私の嫁も会社に持ち株会があるので加入するかどうか迷っています。

今回はそんな持株会に入るべきか否か、メリットとデメリットを比較して私なりの意見を解説していきます。

持株会制度とは

そもそも持株会とはどのような制度なのでしょうか。

SMBC日興証券のサイトには以下のように説明されています。

従業員持株会とは、従業員の自社株式取得にあたり会社が拠出金の給与控除、奨励金の支給などの種々の便宜を与えることにより、従業員の自社株取得を容易にし、財産形成を助成する制度です。

一般的には会社側が従業員の給与・賞与から一定額を天引きし、それを元に自社株を取得するという仕組みになっています。

会社としては従業員という安定株主を得られるので、株価を安定させることができ、資金調達が容易になるというメリットがありますね。

また従業員側も奨励金の受給や、持ち株に応じて配当金を受け取ることが可能です。

持株会に入るメリット

持株会に入るべきかどうかを考えるにあたり、メリットとデメリットを見ていきましょう。

割安な価格で自社株が買える

持株会に入るメリットで一番大きいのはこれですね。

会社によっても異なりますが、持株会に加入して自社株を買うときは会社から奨励金が出るところがほとんどのようです。

日本証券取引所グループの2018年度 従業員持株会状況調査によると、拠出金に対して4~6%または10~15%程度の奨励金が出る会社が多いようですね。

つまり奨励金が10%出るのなら、1,000円出せば1,100円分の株が買えるということです。

株をやっている私から見れば、毎回10%以上割引で買えるなんてなんてうらやましい!と思ってしまいます。

何もしなくてもいきなり10%の含み益状態で株を始められるのですから、これを利用しない手はないでしょう。

また拠出金は給与天引きできるので、知らず知らずの間に資産形成できるというのも利点の一つですね。

仕事へのモチベーションアップにつながる

自社株を買うことで自分の仕事が業績アップ、はたまた株価の上昇につながりより仕事へのモチベーションアップにつながるというのもメリットの一つでしょう。

会社の業績が良いうちは給与アップと保有株の評価損益向上でダブルの恩恵を受けることが出来ますね。

自分の頑張りが業績や株価に反映されるとさらにやる気がわいてきますよね

投資の世界を知ることが出来る

それまで投資なんて全く興味がなかった人でも、持株会に加入して自社株を買うことで少なからず株価を気にすることになるでしょう。

そうすれば株価がどのような仕組みで動いているのか、同じ業界で他にどのような会社が伸びているのかに興味が沸き、徐々に投資の世界にも馴染んでくると思います。

きっかけは何であれ早い段階で投資に興味を持つことは資産形成において非常に重要です。

持株会に入ることで少しでも投資に対する抵抗が無くなれば、それだけで大きなメリットになると私は思います。

持株会に入るデメリット

次に持株会に入るデメリットを挙げていきます。

売買できる期間が限られている

基本的に持株会で買い付けた株式は、通常の株と同じようにリアルタイムで売買することが出来ません。売買の申請から通常数週間のタイムラグがあり、また決算期前後はインサイダー防止のため売買が出来ない期間が存在します。

そのため今回のコロナショックのように世界的な株安が起こったときに損切りしたり、株価が暴騰した時に利確したりといったことが出来ません。

奨励金で10%含み益が出たからすぐに売るなんてことは出来ないのですね(笑)

ただ持株会に加入する人は定期積立で長期投資が前提だと思うので、このデメリットは無視しても良いレベルでしょう。

世の中には持株会を解約したら昇進できなくなったという会社もあるようで、会社への忠誠心を測るのにも使われているんですかね…

本業へのリスクヘッジが機能しない

二つ目のデメリットは本業へのリスクヘッジが機能しないということです。

これはどういうことかというと、基本的に投資のような副業は本業がダメになったときのリスクヘッジとして行うのですが、持株会に関しては会社の業績が落ちればその分株価も下落するので給与と持ち株両方が下がる恐れがあります。

最悪の場合、会社が倒産すれば自分の給与が0になるのと同時にこつこつ積み上げてきた持ち株もほぼ無価値になってしまいます。

あんまり想像したくないけど何が起こるか分からない世の中だからね!

「卵は一つのカゴに盛るな」というのが投資の基本ですが、持株会は本業と投資を同じカゴに盛っているのと同じ状態になるということですね。

持株会に入るべきか否か

ここまで持株会に加入するメリット・デメリットを見てきましたが、結局のところ持株会は入るべきなのでしょうか?

 

私の結論としては以下の通り。

・持株会には加入するが、最低限の拠出金額で積み立てる

・つみたてNISAやiDeCoなど税制優遇のある投資制度を併用する

持株会に加入すべきか否かという問いについては、私は加入した方が良いと思います。

自社株を買うだけで奨励金により安く株が買えるというのは他にはないメリットですし、会社も福利厚生として斡旋しているのですからこれを利用しない手はないです。

何より仕事へのモチベーションが上がるのは重要ですね。

 

ただし、デメリットで挙げた通り持株会だけだと本業への依存度がかなり高くなってしまいます。

そこでつみたてNISAiDeCoなど資産形成に有利な制度を利用して、会社に依存することなく自ら資産形成を行っていくのが最善の手段だと思います。

つみたてNISAについては記事を書いているので是非参考にしてみて下さい。

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はるまき
年齢 : 30代前半 性別 : 男 職業 : IT企業勤務、日本株投資家、初心者ブロガー Love : 水泳、テニス、英語、投資に関すること 時は人生100歳時代!お金にまつわるあれこれを20代、30代の目線から真剣に考えていきたいと思います!