今年も11月に入り早いもので残すところ2ヵ月となりました。
私のプライベートな話をすると先月は台湾出張、今月は結婚式と最近は師走を先取りするような忙しさです(>_<)
米国株投資も昨年12月から始めて早くも11ヵ月が経過しました。
今回は恒例の米国株投資の損益状況を公開します。
まだまだポートフォリオ検討中ですが、最近米国株を始めた方も、長い間やっている方も参考にしていただければと思います。
Contents
10月の市況振り返り
10月のダウ平均推移は以下の通りでした。

月初こそ大きめの下落がありましたが、その後は堅調というかよこよこですね。
S&P500やナスダックは史上最高高値を更新しており、適温相場が続いています。
10月の主なマーケットニュースは以下の通りでした。
・10/2 米ISM製造業指数が10年ぶり低水準
・10/11 米中が第一段階の通商合意。15日からの追加関税を延期
・10/31 日銀は追加緩和を見送り
10月月初はISM製造業指数が前回のリセッション以降最低水準の値になったということで大幅な下げから始まりました。
しかし現在の相場では悪指標が逆に利下げ期待につながるようで、その後は堅調な動きを取り戻しています。
そして10月に大きく上昇するきっかけとなったのが10/11の米中第一段階通商合意ですね。
今株式市場で最も大きな懸念事項である米中貿易摩擦に進展があったということで、素直に株価も上に向かいました。
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
というのは有名な格言ですが、現在は米中摩擦への懐疑の中で育っている感じでしょうか。
多少米中合意を織り込み過ぎている気もしますが、相場には逆らわず自分のペースで投資していきたいものですね。
視点を日本に向ければ、10月末には日銀の金融政策決定会合がありました。
景気指標がどんどん悪化する中、さらなる金融緩和が期待されましたが結果は現状維持。
最後の最後まで追加緩和のカードは置いておくということですね…。世界各国で利下げが実施される中、日銀の政策はいつも後手に回るのであまり期待はしていません。
現在の米国株損益状況を公開
10月の市況振り返りが終わったところで、現在の米国株PFを公開します。
スクリーンショットをとるのが遅れて、11月1日終了時点の状態となっていますのでご了承ください…
現在の米国株ポートフォリオ

10月月初の下落の際に前回宣言していたMSFTを新しく買付しました。
それ以外は好調な市況もあって特に売買はしていません。
10月末時点の保有株損益合計金額は+998.9$で損益率は+11.3%でした。
前月末から比べても500$ほど含み益が増えており、順調に推移しています。
相変わらずLYFTさんが含み損のトップを、XPOさんが含み益のトップを独走しています。
スクエアさんが調子悪そうなのが気になりますね。
グラフにするとこんな感じ。まだまだバランスが悪いですね。

評価額で判断しているので含み益が伸びているXPOが40%を占めています。
SQも4分の1以上を占めているので、パフォーマンスが悪いと米国株全体の損益に関わってくるので注意が必要です。
各個別銘柄の状況
LYFT リフト

IPOセカンダリーとして買ってからどんどん下落していたLYFT株ですが、10月は堅調に推移しました。
中でも22日ごろに出来高を伴って大きく上昇しています。きっかけとなったのは以下のニュースのようです。
これまでの予定よりも一年早く黒字化する計画とのことで、実際直近発表された7-9月の売上も市場予想を上回っていました。
依然アメリカではライドシェアに関する規制もくすぶっており、今後の株価動向にも注視していきたいと思います。
VISA ビザ

10月は途中で波乱があったものの、おおむね順調。
VISAは24日ごろに以下のニュースで大きく下落しました。
しかしその後株価は全戻しし、直近の高値を抜いてきています。
JPモルガンが今更参画してきたところでVISAやMasterCardの絶対的地位は揺るぐことはないですし、よく考えれば良い押し目だったのかもしれませんね。
SQ スクエア

スクエアさんは10月よこよこでした。
VISAと同じく24日ごろに大きく下落していますが、その後は株価も元に戻っています。
とはいえ成長株なので上がるときはVISAよりも大きく上昇することを期待しているのですが、最近は停滞気味です…
これではリスクをとってスクエアを買っている意味があまりないので、これからもこの傾向が続くようであれば早めに損切りしようと思っています。
XPO XPOロジスティックス

XPOは10月も堅調でした。
世界有数の大手物流会社ということで、セクター的には景気の変動を受けにくい部類に入るのでしょうか?景気が悪くなれば流通量も減るのでそれなりに影響を受けるのかな?
あまり大きいロットを入れているわけではないので、この先も見守りたいと思います。
MSFT マイクロソフト

今月から新しく仲間に加わったMSFTです。
購入理由は前回もご紹介した通り成長株でありながら配当利回りが1.4%あることを評価しています。
通常成長株は利益をすべてその後の成長のために投資に回すので配当がないのが普通なのですが、MSFTは一定の成長を保ちながらも株主還元にも積極的な点が魅力ですね。
10月の後半に一気に上昇しているのは、以下のニュースがきっかけのようです。
今後も押し目が来るたびに少しずつ買い増ししていきたいと思います。
今後の戦略について
今後の戦略については、前回と同じくポートフォリオの見直しを進めていきます。
現在キャッシュレス関連がVISAとSQの2銘柄持っている状態で、SQのパフォーマンスもあまりよろしくないので、今後の動きを見て別銘柄に入れ替えようと考えています。
ハイテクセクターに関してはMSFTを新しく追加したため、残りはヘルスケアや生活必需品セクターの銘柄を中心に分析していきます。
ヘルスケアの候補はUNH(ユナイテッドヘルス)が最有力です。

9月末時点で新規追加候補に挙げていたのですが、押し目をうかがっている間にあれよあれよと上に行ってしまいました…
生活必需品で今考えているのはKO(コカ・コーラ)かなぁ。まだまだ勉強不足のため銘柄が絞り切れていない状態です。
まとめ
あと1ヵ月で米国株を始めて1年が経過します。
1年やってみた感想としてはやはり日本株と比べて安定感が段違いです。
日本株は一度下げるとめちゃくちゃ不安になりますが、米国株であればどうせまた上がってくるだろうという安心感があります(笑)
これからも短期~中期は日本のグロース株、長期は米国株というスタンスで投資を継続していきたいと思います。
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私が米国株を始めるに至ったきっかけを書き記しています。

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