投資初心者向け

割安指標も総悲観も役立たず!暴落相場で生き残るための心得

今年に入ってからコロナウィルスの感染拡大によるショックで相場は大変なことになっています。

以前この暴落を受けて「底を見極めるための確認ポイント」という記事を書いたのですが、これらの割安指標は全て突き抜けて下がり続けています。

株の下落はいつまで続く?底を見極めるために確認すべき3つの数字「山高ければ谷深し」というのは株価にも当てはまることで、一見順調に上がっている株価もひとたびショックが来ればそれまでの上げが嘘のように急...

ほんともうこれまでの相場と同じ感覚で挑めば退場まで追い込まれることは必至でしょう。

 

「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」

これは有名なジョージ・ソロスのお言葉ですが、投資においてはいかに退場せずに相場に居続けるのかが成功のカギとなります。

株式投資はプラスサムなので、続けてさえいればいつか利益になりますからね。

今回はこのような指標全無視で下がり続ける暴落相場において、投資を退場せずに生き残るための心得をいくつか紹介したいと思います。

指標からみる相場の異常性

まずは現在の相場がどれだけ異次元な状態にあるのか、以前紹介した指標と共に確認してみましょう。

騰落レシオ

市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率を表す騰落レシオですが、割安度の基準としては「25日騰落レシオが70%を切れば割安」と通常は判断します。

それが暴落が始まった2/25以降の騰落レシオは以下の通り。

騰落レシオ 日経平均比較チャートより

コロナショックが始まった2/25の時点ですでに割安水準と言われる70%を割り込みました。しかしその後も全くリバウンドすることなく、3/12現在の騰落レシオはなんと49.55ついに50を割り込んでいます。

50を割り込むのはリーマンショック以来の出来事とのことで、すでに騰落レシオではリーマンショック並の水準まで落ち込んできていることが分かります。

VIX(恐怖指数)

投資家心理を表すVIX(恐怖指数)は30を超えると○○ショックと名前が付けられることが多く大体その辺りが買い場だったりします。

そして3/12プレマーケット時点のVIXはなんと60オーバー!

TradingViewより作成

リーマンショック時の最高値は89.53なのでまだそのレベルには達していませんが、その他のショック時を抜いてダントツ2位の状態です。

さらにここからアメリカでの感染拡大や金融破綻が始まればさらにパニック相場に陥る可能性もあります。

まさに異次元の状況に突入していると言っても過言ではないですね。

個人投資家の信用損益率

最後に個人投資家の含み損益状態を示す「マザーズ銘柄の信用評価損益率(松井証券店内)」です。こちらは-30%を超えると信用取引の追証売りが多発することから割安基準とされることが多いです。

それが3/12時点での数値は-42.6%でした。

これはもう余裕で総悲観を通り越しているレベルだと思います。

ここまで数値が悪化しているのに下落は全然止まりません。もはや個人投資家を絶滅させるまでこの下落は続くのでしょうか…

暴落相場で生き残るための心得

それぞれの割安指標を確認してきましたが、現在のところそれらの基準は全く役に立っておらず最早リバウンド狙いの投資は相当難しい相場になってきていることが分かりました。

冒頭でも書きましたが、今は下手にリバウンドをとることよりも生き残ることを最優先にするべきタイミングです。

ここからはこの異次元な相場で生き残るために必要な心得を紹介していきます。

休むも相場

誰しも暴落を予測することはできません。運悪くポジションを多く持っているときに暴落が来ると含み損を取り返そうと無理なトレードをやりがちです。

しかし投資においてはその「損を取り返そう」という気持ちが破滅を招きます。

もしこの暴落で自分が許容できないほどの含み損を抱えるようであれば、一旦ポジションを切って売買をお休みするのも一つの対応策だと思います。

コロナウィルスはいずれ収束することが明白ではありますが、この先どれだけ金融市場に影響があるのかは未知数ですし、前向きに買いを入れるのは感染者数の伸びが落ち着いてからでも良いでしょう。

焦らなくても相場は逃げることはありません

信用取引は控える

個人投資家を破滅させる要因の一つが「信用取引」と呼ばれるものです。

これは自分が保有する資産を担保に最大3倍の金額を取引できるようになるというものです。

上手くいけば利益も大きく伸ばせますが、想定の逆にいくと資産を割り込んで借金まで追い込まれる非常に恐ろしい投資手法です。

投資で失敗する人の多くはこの「信用取引」を利用しているという記事もありました。

特にこのような暴落相場で株が大きく下がると、「ここが買い場だ!」と決めつけて信用買いを入れてしまう人も多いと思います。

投資において自分を過信することは厳禁。信用取引は逆張りで使うのでなく、相場環境が良いときに順張りで使うことをおすすめします。

買いは余剰資金で分散して入れること

休むも相場、信用買いは厳禁と買いを控えることばかり行ってきましたが、十年に一回レベルの大暴落ですのでこの機会に株を買いたいという人も多いでしょう。

私も長期投資なら買い向かっても良いタイミングだと思います

ただしどれだけ自信がある銘柄でも一気に資金を投入するのはおすすめしません。

コロナショックはまだまだ長引くことが予想されます。株を買うときは資金と時間を分散してどちらに株価が動いても対応できるようにしておきましょう。

また投資は無くなっても良い余剰資金で行うこと。現物で最悪無くなって良いお金で投資している限り、退場することはありません。

決して生活費をかけた投資なんかしてはいけませんよ。

まとめ

いくつか相場で生き残るための心得を紹介しましたが、要点としては「自分を過信しすぎないこと」、「利益を焦らないこと」だと思います。

これほど割安指標が役に立たない相場も私は初めてで、特に自分の相場観に自信があって投資に入れ込んでいる人ほどやられている気がします。

相場はまだまだ出来高を伴って下落しており、今後もそう簡単にV字回復する見込みは少ないでしょう。リーマン級だと日経平均は50%近く下がったので今はその序章かもしれません。

利益を得ることよりも今は生き残ることが最優先です。この下落を耐えてまた上昇相場になったときにしっかり稼げるよう、資金管理を徹底しましょう!

 

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ABOUT ME
はるまき
年齢 : 30代前半 性別 : 男 職業 : IT企業勤務、日本株投資家、初心者ブロガー Love : 水泳、テニス、英語、投資に関すること 時は人生100歳時代!お金にまつわるあれこれを20代、30代の目線から真剣に考えていきたいと思います!