世の中に夫婦で資産運用している人はどれぐらいいるのでしょうか?
私たちも昨年11月に入籍し、そろそろ家の資産運用も見直そうかと考えるようになりました。共働きで自由に使えるお金も増えたので、それを運用しない手はないですよね。
でも夫婦で資産運用って実際のところどうなのでしょう。
お金のことは難しくて分からないから相手に任せたいという方も多いはず。
この記事では夫婦で資産運用するメリット・デメリットを挙げて、結婚後の資産運用について考えます。
Contents
我が家の資産運用
夫婦の資産運用を考える前に、参考までに我が家の資産運用をご紹介します。
我が家ではざっくり以下の感じでお金の管理をしています。
・共通口座を作ってそれぞれの給料から毎月10万円ずつ入金
・生活費は共通口座から出費
・貯金はそれぞれの口座で行う
・私は5年前から資産運用していたが、妻は貯金一筋
結婚したばかりで共働きの方はこのようなお金の管理をしているという人も多いのではないでしょうか。
毎月の生活費を決めてその分しか共同口座に入金しないので、自然と無駄遣いがなくなり貯金も自動的に出来るようになります。
私たちの家計管理は以下の記事で紹介しています。

ただしそれぞれの口座にいくら入っているのかは自己申告制なので、ざっくりしか分かっていません。相手が浪費していないことを信じるしかありませんね(笑)
我が家では二人ともそれほど無駄遣いする方ではないので、「それなりにお互い貯金しているだろう」ぐらいの感覚で家計管理しています。
現在は私が自分の口座のお金で自由に資産運用している状態です。
というのも結婚する前から資産運用が好きで色々やっていたので、それが結婚後も続いている感じですね。
妻の口座は丸々銀行預金で眠っている状態なので、結婚した今家計としての資産運用も考えないとな~思っている次第です。
妻も投資に全く無関心と言う訳ではなく、これから勉強していきたいと前向きな姿勢です。
投資に対する理解が得られない家庭も多いも思うので、この部分は重要ですね。
夫婦で資産運用するメリット
では実際に夫婦で資産運用をするとなったときに、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。まずはメリットから考えていきたいと思います。
家計の資産を効率よく運用できる
資産運用のためには、現在全体でどれだけの資産があり、将来のライフプランや生活防衛費を考慮していくら投資に回せるのかを計算する必要があります。
夫婦それぞれで管理しているお金を取りまとめて整理することは効率的な資産運用の第一歩と言えますね。
また夫婦でやれば二人分のNISA口座を開設することが出来ます。
限度額の低いつみたてNISAでも二人で開設すれば年間80万円まで非課税で資産運用できますね。
つみたてNISAについては以下の記事を参考にしてみてください。

マネーリテラシーが身に付く
夫婦それぞれが資産運用について考えることでマネーリテラシーが身に付くのもメリットの一つと言えます。
私自身投資を始めてから経済のニュースへの関心が高くなったり、税金や年金のことが気になってFPを取得したりとマネーリテラシーがかなり身に付いたと感じています。
また人生には出産や住宅購入などお金のかかるイベントが山ほどあります。

参照元:金融審議会の報告書 by 金融庁
これは金融庁が出していたそれぞれのライフステージでかかる費用の例です。
ここに出てくるお金のやりくりを考えるだけで頭が痛いですね…
これからの人生100年時代、資産管理をどちらか片方に任せっきりにするのはリスクや負担も大きいです。
それぞれがしっかりとお金に関する知識を身に付けて、将来を見据えたより良い資産運用を話し合いながら決めていければ理想ですね。
主観的な投資がなくなりリスクが軽減できる
現在私一人で資産運用しているのですが、自分一人の判断だといつの間にか塩漬け株を量産してしまっていたり、はたから見るとかなり高リスクな投資をしてしまっていることが良くあります。
夫婦で話し合いながら資産運用することで、一人では気付けなかったリスクに気付けたり、客観的な判断が下せるようになります。
私の友達夫婦も二人で投資をしているのですが、銘柄選択も二人であーだこーだ言いながら議論して決めているらしいです。
議論する相手がいることで銘柄選択の幅も広がり、いいこと尽くしですね。
夫婦で資産運用するデメリット
逆に夫婦で資産運用することのデメリットを考えていきます。
あまり決定的なデメリットは見つからなかったのですが、私が気になったことを少しだけ。
損益もポジションもすべて丸見え
夫婦で資産運用する以上、当然ですが現在買っている銘柄や取得単価、含み益や含み損まですべて丸わかりになります。
2人で投資する銘柄や投資信託を選んで運用するなら問題ないですが、投資にはまってくると自分で色々調べて個別に株を買いたくなることもあるでしょう。
これは私の個人的な感想なのですが、自分で選んだ銘柄に対してはとやかく言われたくないというのも本音としてあります。独身時代からトレードしている方の中にはこう考える人も多いのではないでしょうか。
理想は共同で運用する口座と、それぞれ好きな銘柄で運用する口座を分けることですね。
お互いがそれぞれの考え方で銘柄を選んで、推し銘柄をプレゼンできるようになれれば個人的にはめちゃくちゃ楽しいのですが…
投資方針で対立することも
「お金をかける以上は一銭も損したくない」、「積極的にリスクをとって億り人になりたい」など投資に対する考え方は人それぞれです。
ただしあまりにも夫婦で考え方がかけ離れていると、楽しく資産運用どころではなくなってしまうかもしれません。
投資を始める前にまずはお互いがリスクに対してどう思っているのか、資産運用で何を目標にするのかをしっかりと認識合わせしておきましょう。
まとめ
夫婦で資産運用することのメリットとデメリットを紹介しました。
基本的には2人でやるメリットの方が圧倒的に多いので、お互い投資に強い抵抗がなければ2人で資産運用することをおすすめします。
私たちもまずは妻のNISA口座を開設するところから始めたいと思います!
資産運用の目的はお金を稼ぐことではなく、不自由のない豊かな生活を実現することです。
2人が考える理想の未来像に向かって、資産運用も力を合わせてやっていきましょう!
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