投資初心者向け

資産が少ない人ほど「集中投資」がおすすめな理由

「投資を始めるなら銘柄を分散してリスクを抑えよう!」というのは、投資の王道です。

投資初心者向けの本には大体載っていますよね。

投資をやっている方の中には何十もの銘柄に分散投資している人も多いと思います。

 

しかし、資産が少ないうちは分散投資よりも集中投資をすべきというのが私の持論です。

今回は分散投資と集中投資のメリットデメリットと、なぜ資金が少ないうちは集中投資が良いのかを紹介します。

分散投資と集中投資のメリット・デメリット

まずはそれぞれのメリット・デメリットを確認してみましょう。

分散投資のメリット・デメリット

分散投資のメリットとしては以下が挙げられます。

分散投資のメリット

・個別銘柄要因のリスクを抑えられる

・セクターごとの強弱を分散できる

・優待狙いなら分散投資が有利

分散投資のメリットとは何と言っても個別銘柄要因のリスクを抑えられる点ですね。

例え悪材料が出て10%株価が下落しても、10銘柄に分散していればポートフォリオへの影響は1%下落に抑えられます。

また同じように投資するセクターを分散することで、例えば不動産業界が不景気になっても他セクターで巻き返すことが可能ですね。

 

リスクヘッジ以外のポイントとしては、優待投資家にとっても分散投資は重要です。

株主優待がある企業のほとんどは100株から株主優待を用意しており、優待投資家の方は分散投資によって最大限のメリットを受けることが出来ます。

 

逆にデメリットとなるポイントは以下の通り。

分散投資のデメリット

・一つ一つの銘柄の恩恵が少ない

・銘柄管理が煩雑になる

・全体地合いの悪化には対処できない

一つ目は分散投資によって個別要因のリスクは抑えられるものの、その分予想が当たったときの恩恵も少ないです。

せっかく頑張って企業研究してもその分の見返りが少ないのはちょっと寂しいですね。

 

また分散投資では通常10以上の銘柄のポジションを持つため管理が煩雑になります。

私が一番ネックだと感じるのはここで、10銘柄ならまだしも20や30銘柄までポジションが膨れると正直管理するのはかなり難しいです。

企業の業績をチェックするタイミングは四半期に一回の決算がメインですが、本気でやるならそれ以外にも適時開示やニュースにもアンテナを張る必要があります。

30銘柄分の決算を確認するだけでも大変なのに、日々30銘柄分のニュースやチャートをチェックするのは兼業投資家には厳しいでしょう。

 

最後はデメリットというより「分散投資をすればリスクが抑えられる」と信じ切っている人が多い点です。

確かに個別銘柄要因でのリスクには対処できますが、全体地合いの悪化時はすべての株がぶん投げられるので分散投資ではリスクを抑えることは出来ません。

本当の意味でリスクに対処するなら、ダブルインバースやゴールドを買うなど株価とは逆の動きをするものを買うべきですね。

集中投資のメリット・デメリット

次に集中投資のメリットとデメリットです。

基本的には分散投資と反対のことが言えますね。

集中投資のメリット

・予想が当たったときの利益が大きい

・一つ一つの銘柄に多くの時間をかけられる

集中投資のメリットは何といっても予想が当たったときに大きな利益を得られることです。

ただその分個別株のリスクも上がるので、何よりも銘柄研究が重要になります。

自分の分析した銘柄の株価が上がることほど嬉しいことはないですね

また集中投資であれば一つ一つの銘柄により多くの時間がかけられるので、兼業でも管理がしやすいですね。

 

分散投資のデメリット

・個別銘柄が暴落した時のダメージが大きい

・一つの銘柄に固執しがち

リスク面ではやはり個別銘柄のリスクがあるだけ、分散投資よりも集中投資の方が高いです。

特に成長株投資などをやっていれば、少し決算が悪かっただけで叩き売られるので大幅にマイナスになる可能性もあります。

また一つの企業を研究できる分、それだけ銘柄に固執してしまうこともあります。

銘柄分析は重要ですが、一つの銘柄にこだわりすぎると適切な損切りなどが出来なくなってしまうので何事もほどほどが重要ですね。



なぜ資産が少ないうちは集中投資なのか

分散投資、集中投資のメリットデメリットを振り返りましたが、本当に一長一短です。

ぱっと見た感じ分散投資の方がリスクが少なく初心者向けに思えます。

ここからはなぜ私が集中投資をおすすめするのかの理由を紹介していきます。

分散投資は管理が大変な割にメリットが少ない

前述したとおり、企業の業績を分析しようと思うとそれなりの手間がかかります。

少ない資産で投資をしている方は大体が兼業投資家だと思うので、それほどの手間はかけられないでしょう。

個人的には多くても10銘柄が兼業で投資しながら管理できる限界かなと思います。

また例え時間をかけて保有銘柄すべての決算に目を通したとしても、その売買によって得られる利益は微々たるものです。

どうせ時間をかけるならそれ相応のリターンが欲しいよね

 

資産が少ないうちは分散投資によるリスク抑制よりも集中投資によって利益を上げることを重視した方が良いというのが私の持論です。

分散投資すると買える銘柄が限られる

また資産が少ないうちから分散投資をすると買える銘柄も限られてきます。

仮に100万円の元手で10銘柄に分散しようと思うと、10万円以下で買える銘柄に絞られてしまいます。

株価で良い銘柄悪い銘柄が決まるわけではありませんが、最初から買える銘柄が限られるというのは初心者にとって大きなハンデとなります。

また少額で買える銘柄はそれだけ個人投資家が集まってくるということもあり、上値が重いものが多いです。

3銘柄ほどに絞れば1銘柄30万円前後まで使えるので、かなり銘柄選択の幅も広がりますね。

リスクは分散ではなくロット数で管理するべき

分散投資によってリスクを抑えるのではなく、地合いが不安定なら買いのポジションを減らして暴落に備えましょう。

たとえ分散投資したとしても、地合いの急落に対しては無力です。

 

資産がある程度あれば分散投資でも数量の調整は効きますが、資産が少ないうちは売るかガチホするかの二択になります。

集中投資であれば資産が少なくても買い数量を減らすなどして細かなポジション調整することが可能ですね。

逆に急激に上がったときも段階的に利確出来るのでおすすめです

銘柄を厳選することで投資のノウハウが学べる

集中投資で一つ一つの銘柄に向き合う時間が増えることで、投資に対する知識も深まります。

分散投資であればとりあえず割安株を買って放置になりやすいですが、集中投資の場合は変動も大きいため細やかにチャートや業績を確認する必要があります。

それらの作業が苦痛でないのなら、しっかりと銘柄に向き合って投資に必要なノウハウを学んでいくのが成功への近道だと思います。

まとめ

個人的には資産が少ないうちはリスクよりも元手を増やすことを優先すべきだと思います。

仮に失敗しても元手が少ない分ダメージも軽く済みますしね。

相場から学べることは分散投資よりも集中投資の方が多いはずです。

 

ただ確かに集中投資は一気に利益が出る分、分散投資に比べてリスクも高いです。

その辺りはあくまで投資は余剰資金と割り切りつつ、自分の許容リスク範囲内で調整してみてください。

 

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