投資全般

ジブリ放送後は暴落するって本当!?ジブリの呪いを検証してみた【アノマリー】

こんにちは、はるまき(@harumaki_blog)です。

 

世の中にはセルインメイや節分天井など様々なアノマリーがあります。

中には「ジブリの放映日は相場が荒れる」や「芸能人が結婚すれば暴落する」など、本当に!?と疑いたくなるようなアノマリーもたくさんあります。

逆にこれらのアノマリーで一つでも再現性が高いものがあれば、自らの投資スタイルにも取り入れていくことも可能ですね。

 

今回はマイナーなアノマリーの中でも特に良く聞くジブリにまつわるアノマリーについて取り上げて検証してみました。

ふざけた内容の記事かもしれませんが、真面目に検証しています!笑

ジブリ放送後は相場が暴落する!?

ジブリがある日は相場が暴落するというアノマリーはWikipediaでも記事が作られているほど有名なもので、wikiでは「ジブリの呪い」として説明されています。

ジブリの呪いとは金曜ロードショーでジブリが放映された翌営業日は相場が軟調になるというアノマリーです。

 

相場が暴落したところでジブリには何の罪もないのですが、「今週末はジブリだからポジションを軽くしよう」など、割とアノマリーを信じて行動している人も多く見かけます。

本当にジブリ放映の翌営業日に相場が下落するのなら、買いを控えるか売りに回った方が懸命ですよね。

このアノマリーの真偽を確かめるべく、2017年~現在までのジブリ放映日と翌営業日の株価の騰落を検証してみました。

ジブリ放映日と翌営業日の相場検証

2017年~現在までのジブリ放映日と翌営業日の日経平均の動きを検証した結果、このようになりました。

勝率は12勝7敗で平均騰落率は+0.3%でした!

ジブリ放映日の翌営業は株価が軟調になるどころか、この2年半ではむしろ勝率が高くなるという結果になっています。

ただ騰落率は平均0.3%とほぼ0%に近いので、これだけ見ればジブリの呪いは相場には特に影響を与えていないという検証結果になりますね。

なーんだ、ジブリは暴落に関係なかったんだね!

 

アノマリーで言うジブリが放映される日は暴落というのは、本当に単なる印象操作で実際には何の意味もないのでしょうか。

次はジブリの呪いが生まれた理由を考察していきます。

ジブリの呪いが生まれたわけ

直近2年半の検証では特に有効性が確認できませんでしたか、そもそもなぜジブリの呪いが生まれたのでしょうか。

Wikipediaには下記のように過去の検証結果が載っています。

2010年1月から2013年7月までに、ジブリ作品は24回放映されているが、そのうち2/3近い回数で放映日翌日以降の最初の取引日には東京市場の為替相場で円高が起こり、約半数の場合で株価が下落している

2010年~2013年時点では実際に相場が軟調になっており、あながち的外れなアノマリーでもなさそうです。

ここからはジブリの放映日に相場が軟調になる謎に迫ってみたいと思います。

夏枯れやセルインメイなどの時期と重なる

1つ目の理由で挙げられるのが、他の有効性のあるアノマリーと期間が重複している点です。

金曜ロードショーでジブリが放映される日について、過去を振り返ると基本的に夏ごろに放映されることが多いです。

そして夏ごろと言えばセルインメイや夏枯れ相場の真っ只中にありますね。

 

セルインメイや夏枯れ相場は下の記事で紹介しているように、かなり確度の高いアノマリーです。

株のアノマリーって本当?過去の日経平均で検証してみた株の世界ではセルインメイや節分天井など様々なアノマリーを聞きます。このアノマリーって本当なのでしょうか?その疑問に答えるべく、過去の日経平均でアノマリーを検証してみました。その結果、利益を狙える有効なアノマリーがありました!!...

実際、セルインメイの検証では11月~4月での勝率が80%となっており、相場は夏~秋よりも冬~春にかけての方が強いということが証明されています。

 

そしてジブリの放送日を確認すると、2017年~現在までの19回の放送のうち12回は相場が比較的弱い4月~11月頭に放送されており、残り7回もすべて1月に放送されています。

そのためジブリが放映される日が軟調になるというわけでなく、元々軟調な時期にジブリが放映されると言った方が正しいのかもしれません。

雇用統計の日と被る

株価が大きく動くタイミングといえば、アメリカの雇用統計の日です。

雇用統計とはアメリカの雇用情勢を示す統計で、景気状況を探るうえで最も重要な指標のひとつです。

そして雇用統計は必ず毎月第一金曜日に発表されます。

 

つまりジブリが放映される日は雇用統計が発表される日の確率が高いということです。

もちろん雇用統計によって株、為替ともに爆上げになることもありますが、人々の記憶には暴落したときの方が鮮明に残ります。

それがジブリ放映日後は株価が暴落するというアノマリーにつながっているのかもしれません。

まとめ

直近2年間のジブリの放映日と日経平均との関係を検証してみましたが、特に有効な関連性は見つかりませんでした。

しかし、ジブリの放映日はセルインメイや雇用統計など他の重要な経済指標との結びつきが強いです。

アノマリー自体の有効性は否定されましたが、夏の相場や雇用統計前後の動きには十分注意しておく必要があります。

特に短期やスイングトレードを中心に投資している方は、常に相場の動向を注意しておきましょう。

ジブリの呪い検証結果

・アノマリー自体には有効性は見つからず

・ジブリが放映される日は相場が弱い傾向がある

・夏枯れ相場や雇用統計前後の動向には要注意

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